大学評価における教職協働と職員の能力に関する現状と課題

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タイトル別名
  • The Current Condition and Issues of Collaborative Work between academic staff and non-academic staff and Capability of non-academic staff needed to National University Corporation Evaluation
  • ダイガク ヒョウカ ニ オケル キョウショクキョウドウ ト ショクイン ノ ノウリョク ニ カンスル ゲンジョウ ト カダイ

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抄録

現在,わが国の大学では,近年の大きな経営環境の変化に対応するために,教職協働の推進と,そのための大学職員の能力向上の必要性が叫ばれている.特に,国立大学では,大学評価への対応の重要性が増しているが,それに携わる職員に必要な能力に関する議論はほとんど行われていない.そこで,本稿では,法人評価における教育分野の達成状況報告書の作成業務を対象として,教育情報の収集・蓄積・管理・分析等の業務に必要な職員の能力に関する現状と課題を検討した.その結果,当該業務には,多様なレベルの教員・職員が多様な業務に関与しており,それら業務の遂行には,大学評価に関する専門的知識だけでなく,大学の活動全体に関する幅広い知識など重層的な知識・能力が必要であることが明らかとなった.

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