書誌事項
- タイトル別名
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- A Reorganizing Process on Attitude Fluctuations :
- タイド ノ ユラギ ニ ヨル サイソシキカ カテイ シミュレーション
- A Simulation Study
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抄録
限定合理性の仮説では,人間の認知能力の限界から,再組織化に対する最適なアプローチは存在しない。しかし,パーソナリティを取り込んだモデルを構築し,そのエージェントに態度変容を生じさせ,組織行動のパターンに適当な態度のゆらぎをもたらすことにより,効果的な再組織化過程を実現することができる。このモデルは,パーソナリティを備えたマルチエージェントのモデルであり,組織業績や環境適応の観点から,再組織化過程を検討するものである。再組織化過程は,実証的な研究方法の適用が困難な複雑な対象であるため,計算機シミュレーションを用いている。さらに,このようなアプローチを操作的オーガニゼーション指向アプローチと総称し,方法論的可能性についても議論する。再組織化過程における態度のゆらぎは,心理学における達成動機とMinskyの差分エンジンの概念を取り入れて構築している。パーソナリスティックエージェントは,タスク執着,対人好悪感情,保守性を変数として構築している。その結果,組織性員のパーソナリティや態度のゆらぎを媒介として,再組織化─硬直化を引き起こすメカニズムを,ポジティブ─ネガティブ・フィードバックに対応させて記述することが可能になったと考える。
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 14 (2), 2_33-2_52, 1999
数理社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205165444480
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- NII論文ID
- 110000511771
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- NDL書誌ID
- 4889436
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可