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- 実積 寿也
- 九州大学大学院経済学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- An Analysis of a Judicial Judgment on the Open Internet Order
- オープンインターネット メイレイ ニ カカル コウソシン ハンケツ ノ エイキョウ
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抄録
インターネット政策声明を執行可能なルールとすることを目指した連邦通信委員会(FCC)の努力は、Comcast事件とその後の控訴審判決での敗訴の経験を経て、2010年12月にオープンインターネット命令として結実した。ブロードバンド事業者が遵守すべき開示義務、公平義務および接続義務を定める本命令は、ビジネスの自由を求めるプロバイダにとっては行動の自由の制約に他ならない。本命令の有効性に関し、2014年1月14日に巡回控訴裁判所が下した結論は、開示義務以外の有効性を否定しており、一見すると、プロバイダ側の主張が全面的に認められFCCの努力が無に帰したかのように見える判決ではある。しかしながら、詳細に評価してみると、ネットワーク中立性問題に対する規制権限を確立し、しかも命令が本来実現しようとしていたはずの効果にはほとんど影響がないという、FCCにとっては実質的な勝訴に他ならず、むしろプロバイダ側にとっては何の問題解決にもならなかった可能性がある。
収録刊行物
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- 情報通信学会誌
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情報通信学会誌 32 (1), 1-12, 2014
公益財団法人 情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205166260736
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- NII論文ID
- 130004567588
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- NII書誌ID
- AN10063944
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- ISSN
- 21863083
- 02894513
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- NDL書誌ID
- 025595588
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可