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- 山下 泰生
- 関西国際大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Complexity of Leaner action on CAI system
- コンピュータ ガクシュウ ニ オケル ガクシュウシャ キョドウ ノ フクザツセ
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説明
コンピュータ学習の分野では、学習者をシステム側で理解しようとする試みは進んでいるが, 学習者の挙動をマクロ的に見ようとする動きは見られない.その反面, カオス理論やフラクタル理論という複雑系理論の分野では, 時系列のデータの動きをマクロ的に見た研究が中心であり, 人間の脳や心臓の動きのような生態系のカオスに関する研究も数多く報告されている.コンピュータ学習を行う学習者の挙動全体が, カオス的な挙動を示しているかという点について, 問題解答時間の時系列データによる相関次元をもとに分析処理を試みた.その結果, 学習者挙動のランダム性は否定され, カオス性が示唆されていることが判明した.
収録刊行物
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- 教育情報研究
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教育情報研究 13 (3), 15-22, 1997
日本教育情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205166546944
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- NII論文ID
- 110001092281
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- NII書誌ID
- AN10084172
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- ISSN
- 24321745
- 09126732
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- NDL書誌ID
- 4399448
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可