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- 田中 健次
- 電気通信大学大学院情報システム学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Dealing with and Utilizing Gray Zone between Safety and Danger
- アンゼン ト キケン ノ ハザマ グレイゾーン エ ノ タイショ ト カツヨウ
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抄録
最近の社会的な事故を調べてみると、グレイゾーンで発生する事故が多いことに気づく。本論では、このグレイゾーンを把握しリスク低下のための対応方法を提案することが、リスク工学の主たる課題であるという観点に立つ。初めにグレイゾーンを考慮した安全保証型と危険回避型のシステム設計の分類の重要性を説き、グレイゾーンを減少させリスクを低下させるための学習メカニズムを提案する。特に危険回避型では2つの学習によってグレイゾーンの縮小化が可能となることを示す。後半では、グレイゾーンに不可避部分があることから、むしろそれを積極的に利用してリスクを低下させる方法として、規則の記述方法への活用と、数理的なモデルに基づく高信頼性モニタリングの設計方法について述べる。
収録刊行物
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- 知能と情報
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知能と情報 15 (1), 61-72, 2003
日本知能情報ファジィ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205186365824
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- NII論文ID
- 110002690802
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- NII書誌ID
- AA1181479X
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- ISSN
- 18817203
- 13477986
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- NDL書誌ID
- 6512645
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可