知識獲得モデルとしての自己組織化マップ

書誌事項

タイトル別名
  • Self Organizing Maps as the Perceptual Acquisition Model
  • -Unsupervised Phoneme Learning from Continuous Speech-
  • -連続音声からの教師なし音素体系の学習-

説明

人の知識獲得のプロセスを計算論的に検証する目的で,大脳皮質感覚野の情報処理を模擬した自己組織化マップが用いられる.本論文の目的は,自己組織化マップを用いて,人の乳児が母国語の音素体系を獲得する過程を計算論的に解析することである.先行研究では自然な入力信号の分布特性(音素の出現頻度やフレーム数)が十分に考慮されていなかった.本研究では,自然な連続音声を入力としてシミュレーション実験を行なった.実験の結果,100秒程度の日本語の連続音声から,5 %(/u/)~92%(/s/)の精度で音素体系が獲得可能であることが示された.

収録刊行物

  • 知能と情報

    知能と情報 26 (1), 510-520, 2014

    日本知能情報ファジィ学会

参考文献 (17)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205187701376
  • NII論文ID
    130003393774
  • DOI
    10.3156/jsoft.26.510
  • ISSN
    18817203
    13477986
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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