毛細血管拡張性肉芽腫に対する結紮療法
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- 西村 陽一
- 福井赤十字病院皮膚科
書誌事項
- タイトル別名
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- Ligation Therapy for Pyogenic Granuloma
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説明
毛細血管拡張性肉芽腫は日常臨床においてよく遭遇する疾患である。治療法は,液体窒素冷凍療法,電気凝固療法,レーザー治療,切除術などが報告されている。しかし,どの治療法も侵襲性で,部位によっては治療困難な場合も多い。そこでわれわれは,低侵襲で,かつ手技が極めて平易な結紮療法をここに紹介する。有茎性の標準的な毛細血管拡張性肉芽腫に対して第一選択の治療法となるばかりでなく,小児例,眼瞼周囲などの治療困難例,および再発例に容易に行える治療法でもある。
収録刊行物
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- 皮膚の科学
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皮膚の科学 5 (6), 440-444, 2006
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205188681856
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- NII論文ID
- 130005404651
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- ISSN
- 18839614
- 13471813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可