H-ベータゼオライトを用いたCSTR中でのイソブタンの1-ブテンによるアルキル化(第2報)ゼオライト触媒の劣化メカニズムとCSTRの操作最適化
書誌事項
- タイトル別名
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- Alkylation of Isobutane by 1-Butene over H-beta Zeolite in CSTR (Part 2) Deactivation Mechanism of Zeolite Catalyst and Optimization of CSTR Conditions
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抄録
これまでに我々は,CSTRを用いた1-ブテンによるイソブタンのアルキレーションにおいて,DGC法で調製したベータ型ゼオライトが他のゼオライトに比べて高い活性・安定性を示すことを見出した。そこでより高い活性安定性を発現させるため,DGC法で調製したベータ型ゼオライトを用いて,活性劣化の原因を探るとともに,最適な操作条件を探索した。その結果,活性劣化の原因となっているのはゼオライト表面に吸着した炭化水素ではなく,細孔内部に蓄積した炭化水素であり,これは多重アルキル化あるいはオレフィンの重合によって生成していることが分かった。よって,これら反応を抑制する条件を探索し最適化することで,高い活性と安定性を両立することができた。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 55 (5), 308-318, 2012
公益社団法人 石油学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205190800640
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- NII論文ID
- 10031141425
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38Xhtlams7bI
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 023958129
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可