上腕三頭筋腱剥離を受傷後早期に診断・治療を行った犬の1例
書誌事項
- タイトル別名
-
- Early Diagnosis and Treatment of a Traumatic Triceps Tendon Avulsion in a Dog
この論文をさがす
抄録
<p>落下による前肢跛行を主訴に来院した,避妊済み雌14歳のトイ・プードルに対し,身体検査およびX線検査により上腕三頭筋腱剥離と診断した。受傷早期に3 loop-pulley変法を用いて整復手術を行ったところ,良好な経過を得ることができた。過去に報告されている慢性症例と比較して,三頭筋の拘縮や断端の線維化がみられなかったため,いくつかの相違点が認められ,回復に要する時間も短かった。よって,上腕三頭筋腱剥離は早期発見,早期治療が重要と考えられた。</p>
収録刊行物
-
- 動物臨床医学
-
動物臨床医学 25 (2), 64-68, 2016
動物臨床医学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205191663488
-
- NII論文ID
- 130006894049
-
- ISSN
- 18811574
- 13446991
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可