反芻家畜の下垂体前葉ホルモン測定のためのプロトコール
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- 橋爪 力
- 岩手大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- ハンスウカチク ノ カスイタイ ゼン ヨウ ホルモン ソクテイ ノ タメ ノ プロトコール
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説明
<p>下垂体前葉ホルモンは家畜の生産生理や生殖生理と密接に関係している.従って,下垂体前葉ホルモン濃度を測定し,その分泌動態や分泌機構を調べることは,家畜を生産する上で極めて重要である.しかし,下垂体前葉ホルモンの測定系の確立は,家畜では容易でなく,一部の研究機関でしか測定が行われていない.著者は,ウシやヤギなどの反芻家畜の下垂体前葉ホルモンの測定系を確立しているので,その方法を広く一般の研究者に紹介する必要があると考えた.本稿では,著者が行ってきたラジオイムノアッセイ(RIA)と酵素免疫測定法(EIA)による反芻家畜のプロラクチン(PRL),成長ホルモン(GH),黄体形成ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH)および甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定法について,読者が直接ホルモンを測定できるように詳しく解説した.</p>
収録刊行物
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- 日本畜産学会報
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日本畜産学会報 88 (3), 261-268, 2017
公益社団法人 日本畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205194281216
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- NII論文ID
- 130006081813
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- NII書誌ID
- AN00195188
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- ISSN
- 18808255
- 00215309
- 1346907X
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- NDL書誌ID
- 028519712
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可