千葉県におけるタバコガ類の発生状況と薬剤感受性

書誌事項

タイトル別名
  • Occurrence and Insecticide Susceptibility of Tobacco Budworms, <i>Helicoverpa armigera</i> and <i>H. assulta</i>, in Chiba Prefecture

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抄録

1999年に千葉県内におけるタバコガ類の発生状況を調査するとともに, 常用濃度による殺虫剤の感受性検定を行った。オオタバコガとタバコガは, 1996年の調査とは寄主作物が異なること, タバコガの発生が相対的に増加していることがうかがわれた。オオタバコガは, タバコガに比較して有機りん剤, 合成ピレスロイド剤, カーバメート剤, BT剤に対して薬剤感受性が低く, タバコガは, オオタバコガよりIGR剤に対して感受性が低い傾向を示した。1996年に採集し, 千葉県農業試験場において, 累代飼育を継続しているオオタバコガでは, 有機りん剤, 合成ピレスロイド剤, カーバメート剤に対する薬剤感受性の回復が顕著であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205194308992
  • NII論文ID
    10022557094
  • NII書誌ID
    AA11497675
  • DOI
    10.11337/ktpps1999.2000.129
  • ISSN
    18842879
    13471899
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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