メロン定植時の粒剤施用が放飼された天敵の定着・生存に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Influence of the Application of Granular Insecticides at the Time of Planting of Melon Seedlings on the Survival of Three Predatory Enemies, <i>Amblyseius swirskii</i>, <i>Franklinothrips vespiformis</i> and <i>Orius strigicollis</i>
  • メロン テイショクジ ノ リュウザイ シヨウ ガ ホウシサレタ テンテキ ノ テイチャク セイゾン ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

メロン定植時の粒剤処理がミナミキイロアザミウマ防除を目的に放飼される天敵の定着・生存に及ぼす影響を検討した。ジノテフラン粒剤とニテンピラム粒剤は定植時に放飼したスワルスキーカブリダニの定着に影響しなかった。しかし,ジノテフラン粒剤を処理した株から定期的に採取した葉を用いてアリガタシマアザミウマを飼育すると,その生存には42日後でも悪影響があった。各種粒剤を処理した株から28日後に採取した葉を用いてアリガタシマアザミウマを飼育し,生存に及ぼす影響を検討した結果,ジノテフラン,クロチアニジンは悪影響が残っていたのに対し,ベンフラカルブは影響がなかった。タイリクヒメハナカメムシに対して同様の検討を行った結果,処理28日後では上記3種の粒剤の影響は見られなかった。

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参考文献 (12)*注記

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