群馬県におけるキュウリ黄化えそ病の発生実態

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タイトル別名
  • Occurrence of Spotted Wilt of Cucumber in Gunma Prefecture
  • グンマケン ニ オケル キュウリ オウカ エソビョウ ノ ハッセイ ジッタイ

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2002年に群馬県で栽培されている施設キュウリにおいて, 葉にモザイク, 黄化, えそなどの症状を示す障害が発生し, メロン黄化えそウイルス (Melon yellow spot virus, MYSV) によるキュウリ黄化えそ病と確認された。県内の発生面積は, 初発年度は147aであったが, 3年後の2005年度には2倍を越える314aに増加した。露地栽培では発生が確認されていないが, 施設栽培の全ての作型および夏雨よけ栽培で発生が確認された。購入苗だけでなく自家苗を用いた場合でも発生していることから, 未発生地域で本病が発生する原因としては, 感染苗によるMYSVの持ち込みだけでなく, ミナミキイロアザミウマによるMYSVの伝搬も大きく関与していると推察された。

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