救命救急センターに勤務する看護師のストレスと性格特性

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タイトル別名
  • 救命救急センターに勤務する看護師のストレスと性格特性 : 一般病棟の看護師と比較して
  • キュウメイ キュウキュウ センター ニ キンム スル カンゴシ ノ ストレス ト セイカク トクセイ : イッパン ビョウトウ ノ カンゴシ ト ヒカク シテ
  • 一般病棟の看護師と比較して

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説明

目的:救命医療に携わる看護師はストレスフルな職場環境にありストレスの耐性能力も要求されていると報告されている。救命救急センターの看護師は一般内科病棟の看護師と比較してストレス感受性と性格特性において差異があるか検討した。 方法:救命救急センターの看護師35名と一般内科病棟の看護師33名を対象に臨床看護職者の仕事ストレッサー測 定尺度(NJSS)、矢田部ギルフォード性格検査(YG性格検査)を併用した質問紙調査を行った。 結果:NJSSは救命救急センターの看護師が平均2.8±0.5点、一般内科病棟の看護師が平均2.8±0.7点で有意差はなかった。NJSSとYG性格検査との関係は情緒不安定因子との間で弱い正の相関がみられた(r=.156、p<.05)。 考察:救命救急センターの看護師は一般内科病棟の看護師と比較してストレス感受性と性格特性において違いはなかった。看護師の感じるストレスは性格特性と関係があり、ストレス値に関わらず情緒不安定因子が高い場合にはサポートの必要性があると考えられた。

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