地すべりのひずみ及びひずみ速度の経時変化による崩壊の切迫性評価

  • 杉井 良平
    国立研究開発法人土木研究所土砂管理研究グループ
  • 西井 稜子
    国立研究開発法人土木研究所土砂管理研究グループ 現所属 新潟大学
  • 石井 靖雄
    国立研究開発法人土木研究所土砂管理研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of urgency for failures based on temporal variation in strain and strain rate of landslide
  • ジスベリ ノ ヒズミ オヨビヒズミ ソクド ノ ケイ ジヘンカ ニ ヨル ホウカイ ノ セッパクセイ ヒョウカ

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説明

<p> 本研究では, 既往地すべり34事例の観測値をもとに, ひずみとひずみ速度の経時変化から崩壊の切迫性を評価する手法を検討した。その結果, 地すべりのひずみとひずみ速度が急激に増加する点 (加速点) 以降の観測値を用いた場合に, 既往の崩壊時刻予測手法の信頼性が高くなる傾向が示された。また, 収集した事例では, 加速点及び崩壊直前のひずみとひずみ速度は共に一定値を超えていた。これらの結果から, 地すべりのひずみとひずみ速度に閾値を設定し崩壊の切迫性を3段階に区分できることを示した。</p>

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参考文献 (8)*注記

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