書誌事項
- タイトル別名
-
- Ecological validity of Standard Language Test of Aphasia (SLTA)
この論文をさがす
説明
標準失語症検査 (SLTA) のecological validityを検討するために,失語症者の実際的な言語能力を評定する質問紙を作成した。SLTAの総合評価尺度は質問紙の2つの尺度である「話を理解する能力」と「話をする能力」の両方と高い相関を示した。しかし言語様式別の検討を行った場合,SLTAの「話す」と質問紙の「話をする能力」にはある程度の選択的な関係性が認められたが,SLTAの「聴く」と質問紙の「話を理解する能力」にそのような関係はなかった。SLTAの成績から実際的な言語能力を予測する際にはこのような点への注意が必要と考えられた。
収録刊行物
-
- 高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
-
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 23 (4), 297-304, 2003
一般社団法人 日本高次脳機能学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205204356352
-
- NII論文ID
- 130004467513
-
- ISSN
- 18806554
- 13484818
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可