環境ユニットモデルを用いた谷戸ミティゲーション計画 : 国営ひたち海浜公園・常陸那珂港沢田湧水地における生物多様性保全の試み(<特集>ビオトープの生態学-保全生態学からみた復元(2))

書誌事項

タイトル別名
  • A mitigation planning for conservation of flora and fauna of seaside spring valley by application of landscape ecological special model : A case study of Sawada spring valley in Hitachi Seaside National Government Park and Port of Hitachinaka, Ibaraki prefecture, eastern part of Japan
  • 環境ユニットモデルを用いた谷戸ミティゲーション計画--国営ひたち海浜公園・常陸那珂港沢田湧水地における生物多様性保全の試み
  • カンキョウ ユニット モデル オ モチイタ タニド ミティゲーション ケイカク

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説明

生物多様性の保全を目的としたミティゲーション(環境影響緩和)として,環境ユニットモデルを用いて谷戸の復元計画を立案した.茨城県ひたちなか市にある沢田湧水地は,国営ひたち海浜公園と茨城県常陸那珂港にまたがる低湿地で,豊富な湧水に潤された豊かな生物相が成立している.ところが,港湾事業によって近い将来この湧水地の下流側半部が消失し,湧水そのものの枯渇が予測されるため,国営公園敷地内に現在の谷戸をモデルとした新しい谷戸を造成してそこに谷戸の主要な生物を移す計画を立案した.計画立案にあたっては,現在の谷戸の生態系を環境ユニットモデルによって把握し,それと類似した環境ユニットの組み合わせを再現することによって,生物相の保全を計画した.

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参考文献 (32)*注記

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