フキの1年生株を用いた伏せ込み促成栽培による花穂および葉柄の生産
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- 小泉 丈晴
- 群馬県農業技術センター中山間地園芸研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Production of Spikes and Petioles in Forcing Culture of Japanese Butterbur (Petasites japonicus Fr. Schmidt) Using One-year-old Rootstocks
- フキ ノ 1ネンセイ カブ オ モチイタ フセコミ ソクセイ サイバイ ニ ヨル カスイ オヨビ ヨウヘイ ノ セイサン
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抄録
フキ栽培種の在来‘水ブキ’(雌株)および‘春いぶき’の1年生株を用いて,積雪期でも花穂を安定生産でき,さらに3月に葉柄を生産できる「伏せ込み促成栽培法」について検討した.春に種株を植え付けて根株養成を行い,降雪前の12月に根株を掘り取り,冷蔵し,これを翌年1,2,3月にガラス室内の温床に伏せ込んだ.冷蔵庫から出庫直後の根株から収穫した花穂は,両品種ともに苞の緑色が淡く商品性が劣ったが,伏せ込み6日後に収穫した花穂は,日光を浴びることにより,苞の緑色が濃くなり商品性が向上した.しかし,3月まで冷蔵した根株を伏せ込んだ場合,両品種ともに苞がほとんど開き,花穂のしまりが悪かった.両品種とも1月に根株を伏せ込むことによって,3月にS級品(葉柄の長さ40 cm以上50 cm未満)の葉柄の収穫が可能であった.‘春いぶき’は,花穂および葉柄収量ともに在来‘水ブキ’(雌株)よりも優れ,伏せ込み促成栽培に適する品種であると考えられた.<br>
収録刊行物
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- 園芸学研究
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園芸学研究 7 (1), 65-69, 2008
一般社団法人 園芸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205208953984
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- NII論文ID
- 110006546986
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- NII書誌ID
- AA11608561
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- DOI
- 10.2503/hrj.7.65
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- ISSN
- 18803571
- 13472658
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- NDL書誌ID
- 9348347
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可