高温耐性を有する夏秋ギクの黄色新品種‘夏日和’の生育・開花特性

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タイトル別名
  • Growth and Flowering Characteristics of Yellow-flowered New Summer-to-autumn-flowering Chrysanthemum Cultivar ‘Natsubiyori’ with High-temperature Tolerance
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  • Growth and Flowering Characteristics of Yellow-flowered New Summer-to-autumn-flowering Chrysanthemum Cultivar ^|^lsquo;Natsubiyori^|^rsquo; with High-temperature Tolerance

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抄録

‘夏日和’は，夏秋ギクの白色系統・精雲96-2を種子親とし，同じ夏秋ギクの白色別系統との交配によって育成された．本品種は，夏季の高温期における出荷で貫生花などの奇形花の発生がなく，電照抑制栽培による6～9月出荷が可能な我が国で初めての黄色品種である．ロゼット性を持つことから，10月下旬～1月上旬にかけて自然低温に遭遇した親株から苗を得ることにより，10月下旬～2月上旬まで15℃で加温した親株から得られた苗と比較して開花が早まり，切り花長が長くなった．電照打切り後の到花日数が作型により63～78日と比較的長く，開花の適日長が12時間であることから，7～9月出荷ではシェード栽培を行うのがよい．<br>

収録刊行物

  • 園芸学研究

    園芸学研究 12 (1), 67-74, 2013

    一般社団法人　園芸学会

参考文献 (7)*注記

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