外見スキーマを測定する尺度の開発および外見スキーマとボディチェッキング認知の関連性の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Japanese Version of the Appearance Schemas Inventory: Relationship between Appearance Schemas and Body Checking Cognitions
  • ガイケン スキーマ オ ソクテイ スル シャクド ノ カイハツ オヨビ ガイケン スキーマ ト ボディチェッキング ニンチ ノ カンレンセイ ノ ケントウ

この論文をさがす

抄録

本論文における研究では,the Revision of Appearance Schemas Inventory(ASI-R; Cash, Melnyk, & Hrabosky, 2004)の日本語版(the Japanese Version of the ASI-R: JASI-R)を開発し,外見スキーマとボディチェッキング認知の各因子間における関連性を検討した。その結果,JASI-Rは,「自己評価の特徴」と「動機づけの特徴」の2因子から構成され,その信頼性と併存的妥当性は,許容範囲内であった。性差を検討した結果,女性は男性よりも,両因子において得点が有意に高いことが示された。外見スキーマの両因子とボディチェッキング認知の各因子の相関を検討した結果,有意な中程度から弱い相関が認められたことから,これらは比較的異なる概念であることが示された。

収録刊行物

参考文献 (13)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ