甘い香りのキク「アロマム」の開発について

  • 津田 その子
    中部電力株式会社 技術開発本部 エネルギー応用研究所 バイオ技術グループ 陸域生物チーム
  • 大西 美和子
    日本メナード化粧品株式会社 総合研究所 香料研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • Breeding of sweet scent Chrysanthemum lines “Aromum”
  • アマイ カオリ ノ キク アロマム ノ カイハツ ニ ツイテ

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抄録

中部電力は広島大学と共同で,甘い香りのするキクの新品種「アロマム」を開発した.一番の特徴は,青りんごや濃い蜂蜜などと表現されている甘い香りであり,香りを表す「アロマ」とキクを表す「マム」から命名した.花や葉の形も従来の一般的なキクとは大きく異なっているほか,シックハウス症候群や大気汚染の原因物質であるホルムアルデヒドや二酸化窒素の吸収能力も優れており,生産者とともに販売拡大に取り組んでいるところである.寄稿の機会をいただき,ぜひアロマムについて紹介させていただきたい.

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参考文献 (3)*注記

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