補完代替医療 (CAM) に関する医療系大学生の認識と学科間における相違

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  • Differences in Knowledge of and Attitudes regarding Complementary and Alternative Medicine among Health Care Profession Students in Japan

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医療系大学生の補完代替医療 (CAM) に関する認識と学科間の相違について実態を明らかにすることを目的とし,医学科,看護学・助産学,放射線科,検査科,栄養学,歯学科,口腔保健学,薬学の学部学生 2120 名を対象に,無記名の構成的質問紙票によるアンケート調査を行い,属性および 17 種類の CAM について 7 項目を質問した.医療系大学生の CAM に対する認識は,CAM の種類や学科によって差がみられることが明らかになった.看護・助産学学生は,CAM に対して肯定的で積極的な傾向が認められた.マッサージ,アロマテラピー,ヨガ,整体,精神療法への「興味関心」と「有効性」は他学科の学生より有意に高かった (p < 0.05).看護・助産学学生の興味関心が高いこれらの CAM は,高価な物品等を必要とせず,臨床ですぐに実践できる手技・手法であり,看護ケアに有用であることが示唆された.<br>

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