小児に生じた肉芽腫性口唇炎の1例

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タイトル別名
  • A Case of Cheilitis Granulomatosa in a Child

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説明

患者は6歳の男児で上唇の腫脹を主訴に紹介来院した。上唇が著しく腫脹していたが,顔面神経麻痺や溝状舌はなかった。血液検査および臨床所見からクローン病・サルコイドーシスは否定された。根尖病巣を有する乳歯を4本抜歯し,一時上唇の腫脹は改善したが再発したため上唇を生検した。病理診断は肉芽腫性口唇炎であり,デキサメタゾンの局所注射およびトラニラストの内服で上唇の腫脹は改善した。

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