書誌事項
- タイトル別名
-
- Endoscopic laryngo-pharyngeal surgery for pharyngeal or laryngeal cancer
この論文をさがす
説明
当科においては2007年6月から主に咽喉頭の表在癌に対して消化器科と共同で内視鏡下咽喉頭手術(ELPS)を行っている。2007年6月から2009年3月までの間に経験した20症例を検討した。平均年齢は67.4歳,男性19例,女性1例であった。20例中17症例が胃食道内視鏡を施行したことにより指摘されており,耳鼻咽喉科で指摘された症例は3例であった。発見されるきっかけとしては食道がん胃がんなどの経過観察中の胃食道内視鏡検査にて異常を指摘された症例が9例と最も多かった。術前に悪性が疑われた19例のうち11例がCIS, SCCの悪性症例で,4例がdysplasiaであった。<br>気道確保については最初の1例のみ気管切開をおいたが,残りの19症例はその日のうちに抜管された。食事についても翌日に経口摂取できなかった症例は20例中2例で,経口摂取できなかった期間は最長でも13日と,2週間以内に経口摂取開始が可能であった。
収録刊行物
-
- 頭頸部癌
-
頭頸部癌 35 (4), 389-393, 2009
日本頭頸部癌学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205222994816
-
- NII論文ID
- 10027069896
-
- NII書誌ID
- AA11985555
-
- ISSN
- 18818382
- 13495747
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可