PMDD評価尺度の開発と妥当性および信頼性の検討

書誌事項

タイトル別名
  • The reliability and validity of the newly developed PMDD scale
公開日
2009
DOI
  • 10.18977/jspog.14.2_194
公開者
一般社団法人 日本女性心身医学会

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説明

近年,月経前不快気分障害(PMDD)が,精神科医,婦人科医双方で注目されている.PMDDは,PMSのある種の重症型であり,うつ病に類似した症状を持っている.著者らは,DSM-IVの診断基準を基に,Steinerら(2003)の尺度を参考にしてPMDD評価尺度を開発し,その妥当性と信頼性を検討した.20から45歳までの327名の女性に尺度を実施した.因子分析では,3因子が抽出され,「疲れ・身体症状」「抑うつ気分」「対人関係・怒り」と名付けた.PMDD評価尺度の各因子と項目全体のCronbach'sα係数から,高い内的整合性が得られた.黄体期後期つまり月経前にある女性を抽出し,その群で,PMDD評価尺度と自己記入式抑うつ尺度の相関に有意な相関がみられた.よって,この尺度は妥当性と信頼性があることが示された.PMDDの発症頻度は5.9%であった.以上の結果から,PMDD評価尺度は,PMDDをスクリーニングするために有効な尺度であることが示唆された.

収録刊行物

  • 女性心身医学

    女性心身医学 14 (2), 194-201, 2009

    一般社団法人 日本女性心身医学会

被引用文献 (2)*注記

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