アリストテレスの生命観—目的因はいかに語られうるか—

  • 千葉 惠
    北海道大学大学院文学研究科哲学講座教授

書誌事項

タイトル別名
  • Aristotle’s View of Life—How the final cause can be spoken—
  • 特別講演 アリストテレスの生命観--目的因はいかに語られうるか
  • トクベツ コウエン アリストテレス ノ セイメイカン モクテキイン ワ イカニ カタラレウル カ
公開日
2009
資源種別
journal article
DOI
  • 10.11253/ninchishinkeikagaku.11.193
公開者
認知神経科学会

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説明

有機体は自らをとりまく環境のなかで、免疫反応に見られるように、自己と非自己を何らかの仕方で識別しつつ生きているということ、そしその自己というシステム全体は部分の総和としての「集積的全体(pân)」ではなく、諸部分に還元されることのない一なる原理のもとに「統合的全体(holon)」として生きているということ、この考えに賛同できるなら、アリストテレスの生命観を一つの現実的な可能性として受け止めうるのではないか。さらに、生命事象の物理生理的説明と目的論的説明は単に両立可能であるというだけではなく、生体の諸事象は現実に目的的なものであるという主張を一つの挑戦として掲げてみたい。

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