プロジェクトベースドラーニングにおける自発的行動分析(<特集>大学教育の改善・FD)

書誌事項

タイトル別名
  • The Analysis of Voluntary Behavior in PBL(<Special Issue>Improvement of Higher Education and Faculty Development)
  • プロジェクトベースドラーニングにおける自発的行動分析
  • プロジェクトベースドラーニング ニ オケル ジハツテキ コウドウ ブンセキ

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抄録

本研究では,PBLにおける社会的手抜きの有無,社会的手抜きと対立する状態の有無,それぞれの促進要素,阻害要素,各要素間の関連を質的手法によって調査していった.本研究の分析では,PBLにおいて社会的手抜きの発生の有無は個人よりもチームの活動に影響を受けていることが分かった.また単に社会的手抜きをしないだけでなく,学習者が自発的に行動するためには,チーム活動において意思決定に参与し,協力体制を構築した上で,責任を自覚し,具体的な問題発見を行うという過程を辿ることが明らかになった.よって,本研究では,PBLにおける自発的行動とは,チーム活動との相互作用の中で生まれると結論付け,自発的行動を促進するチームデザインを提案した.

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参考文献 (14)*注記

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