中学生への追跡調査による小学校におけるメディア・リテラシー育成要素の提案

書誌事項

タイトル別名
  • The Proposal of the Training Factor of the Media Literacy in the Elementary School by the Follow-up Survey to a Junior High School Student
  • チュウガクセイ エ ノ ツイセキ チョウサ ニ ヨル ショウガッコウ ニ オケル メディア ・ リテラシー イクセイ ヨウソ ノ テイアン

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抄録

小学校高学年を対象に表現とコミュニケーションを基盤としたメディア・リテラシー学習プログラムを開発した.学習プログラムではWeblogを用いて保護者との交流学習も行った.その結果,評価尺度によれば,有意に学習プログラムが有効であった.また,学習プログラムを受講した中学校3年生に対して,学習の効果を確認するための追跡調査を行った.その結果,教員との関わりが深かったり信頼関係が築けていたりする生徒ほどメディア・リテラシー評価尺度得点が高く,インターネット上におけるコミュニケーションに不安を感じている生徒ほどメディア・リテラシー評価尺度得点が高いが,逆にインターネット上で自分の考えを明確に伝える自信がないことが示唆された.

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