学部3,4年生を対象としたゼミナールにおける学習者要因・学習環境・学習成果の関係(<特集>新時代の学習評価)

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Relationships among Learners' Factor, Learning Environment, and Learning Outcomes in Seminars for Third- and Fourth-year Students(<Special Issue>New Generation Learning Assessments)
  • 学部3,4年生を対象としたゼミナールにおける学習者要因・学習環境・学習成果の関係
  • ガクブ 3,4ネンセイ オ タイショウ ト シタ ゼミナール ニ オケル ガクシュウシャ ヨウイン ・ ガクシュウ カンキョウ ・ ガクシュウ セイカ ノ カンケイ

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抄録

本研究の目的は,学部3,4年生が対象の専門教育としてのゼミナールにおける学習者要因(受講動機,学習意欲),学習環境の客観的側面(活動,教員による指導),学習環境の主観的側面(教員に対する評価,共同体意識),学習成果(汎用的技能の成長実感,充実度)の関係を実証的に検討することである.本研究では,国・私立大学13校を対象に質問紙調査を実施し,計387名のデータを用いて変数の構成を行った.本研究のデータは,個人レベルとゼミナールレベルを含む階層的データであるため,計304名のデータを2つのレベルに分けて相関係数を算出した.相関分析の結果,対人関係力および問題解決力の成長実感,充実度とゼミナールレベルで正の相関関係があるのは,受講動機,学習意欲,教員による指導,教員に対する評価,共同体意識などであることが示唆された.

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