ベッドメーキング動作における前傾角度に着目したボディメカニクスチェックシステムの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Checking System for Body Mechanics Focusing on the Angle of Forward Leaning During Bedmaking
  • ベッドメーキング ドウサ ニ オケル ゼンケイカクド ニ チャクモク シタ ボディメカニクスチェック システム ノ カイハツ

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説明

看護職の職業性腰痛は深刻であり,新人看護師の腰痛発症率および腰痛による休業率も高く離職者防止の観点からも腰痛対策は急務である.また,看護学生の病院実習中の腰痛発症率の高さも指摘されており,看護基礎教育における早期からの腰痛予防策の構築が求められている.看護動作における腰痛発症の要因として上体を前屈させる前傾姿勢があげられるが,効率のよい動作とされるボディメカニクスの活用は姿勢改善を促し,腰痛予防が可能となると考える.そこで本研究では,看護学生が基礎看護技術として初期に習得するベッドメーキング動作をとりあげ,動作時の前傾角度を自己チェックできる「ボディメカニクスチェックシステム」を開発した.看護学生を対象とした評価実験の結果,(1)看護動作を客観的かつ容易に評価できる,(2)動作時に腰部負担の少ない30°以内の前傾角度となる,というシステム開発における目標達成を認めたので報告する.

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参考文献 (23)*注記

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