ISM 法によるトラブル要因の構造化の実践的検討

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  • Practical Study for Representing the Background of Trouble Event through Interpretive Structure Modeling
  • ISMホウ ニ ヨル トラブル ヨウイン ノ コウゾウカ ノ ジッセンテキ ケントウ

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抄録

トラブル事象の分析では、エラーに至った直接の要因だけではなく、その背後にあって直接的な要因を誘発した要因 や組織に内在する要因までを広く考慮することが重要である。しかしエラーの発生に関わる要因は複雑に絡み合っていることが多く、要因の相互関係を全体として把握することが難しい。そのため分析関係者間での分析結果の共通理解が妨げられたり、個々の要因に対策を打つ方法をとることで対策の数が増えて現場の負担が増す結果になったりしている。そこでISM(Interpretive Structural Modeling)法によってトラブル事象の要因を構造化する手法について検討した結果、要因をPSF(Performance Shaping Factors)に置き換えることで構造化が可能であり、現場への導入も可能であることが判った。

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