超音波画像を用いた異なる方向への静止性股関節外転収縮時の中殿筋前・中・後部線維における筋形状測定の検者内・間の信頼性

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  • 見供 翔
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:社会医療法人河北医療財団河北総合病院リハビリテーション科
  • 市川 和奈
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:千川篠田整形外科
  • 宇佐 英幸
    首都大学東京健康福祉学部理学療法学科
  • 小川 大輔
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:目白大学保健医療学部理学療法学科
  • 松村 将司
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:千川篠田整形外科
  • 畠 昌史
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:千川篠田整形外科
  • 古谷 英孝
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:苑田会人工関節センター病院リハビリテーション科
  • 清水 洋治
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域:千川篠田整形外科
  • 竹井 仁
    首都大学東京大学院人間健康科学研究科理学療法科学域

書誌事項

タイトル別名
  • The inter- and intra-rater reliability of changing muscle shape of each fiber of gluteus medius during the isometric hip abduction contraction of different movement directions using ultrasound imaging
  • チョウオンパ ガゾウ オ モチイタ コトナル ホウコウ エ ノ セイシセイ コ カンセツ ガイテンシュウシュクジ ノ チュウデンキン マエ ・ ナカ ・ コウブ センイ ニ オケル キン ケイジョウ ソクテイ ノ ケンシャ ナイ ・ アイダ ノ シンライセイ

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抄録

本研究は,超音波画像を用いて異なる運動方向の股関節外転静止性収縮時の中殿筋各線維の筋形状変化の検者内・検者間信頼性を級内相関係数(ICC)と最小可検変化量の95%信頼区域(MDC_<95>)を用いて検討することを目的とした。対象は健常男性(平均年齢27.4歳)5名10肢とした。運動課題は3つの運動方向(1:床からの垂直方向,2:床からの垂直面から60°前方方向,3:床からの垂直面から60°後方方向)への30%最大随意収縮での静止性股関節外転運動とした。各運動課題遂行中の中殿筋各線維の筋厚および筋腱移行部距離を測定し,各指標の変化率を算出した。結果,ICCは0.721〜0.973であり,MDC_<95>は5.8〜17.7%であった。結果から,超音波画像を用いた異なる運動方向の股関節外転静止性収縮時の中殿筋各線維の形状変化の測定は信頼性の高い測定が可能であることが示唆された。

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