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- 鈴木 浩子
- 首都大学東京大学院人間健康科学研究科看護科学域
書誌事項
- タイトル別名
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- Parenting difficulty of mothers : A concept analysis
- ハハオヤ ノ 「 イクジ コンナン 」 ノ ガイネン ブンセキ
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抄録
本研究は,乳幼児をもつ母親が抱える「育児困難」の概念分析により,その構成要素と定義を明確にすることを目的とした。方法はRodgersの概念分析法を用い,概念の先行要件,属性,帰結を分析し概念を定義した。分析の結果,育児困難の属性は《育児に伴うストレスが解消できない状態》を表す【育児への困惑】【育児に対する苦痛】【育児に伴う負担と疲労】【家族・周囲との軋礫】4カテゴリーと,《不適切な養育状態》を表す【虐待および虐待に近接する行為】で示された。先行要件は12カテゴリーでそのうち7カテゴリーが母親の要因に関するものであった。帰結は3カテゴリーが示された。本研究の結果から「育児困難」の予防や軽減に向けた有効な支援は,虐待を防ぎ,子どもの発育・発達を守ることに結びつくことが示された。本概念は育児困難に悩む母親の早期スクリーニングや予防的支援に活用可能であることが示唆された。
収録刊行物
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- 日本保健科学学会誌
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日本保健科学学会誌 17 (3), 127-134, 2014
日本保健科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205230751104
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- NII論文ID
- 110009899909
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- NII書誌ID
- AA12001334
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- ISSN
- 24333018
- 18800211
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- NDL書誌ID
- 026010474
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可