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- 多胡 秀人
- 地域の魅力研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Polarized Japanese regional financial institutions
- 二極化する地域金融機関 : その背景にあるもの
- ニキョクカ スル チイキ キンユウ キカン : ソノ ハイケイ ニ アル モノ
- ~その背景にあるもの~
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説明
2015年以来,金融庁の金融行政方針では地域金融機関の「顧客本位の持続可能なビジネスモデル」の構築,地域の顧客との「共通価値の創造」が求められている.これができている地域金融機関とそうではない地域金融機関との二極化は鮮明になっている.<br> 顧客本位のビジネスモデルに転換できたケースには2つのパターンがある.一つは,環境変化のなかで将来を見据えて,経営陣が積極的に行動を起こしたケース,もう一つのパターンは,不良債権問題などで厳しい経営環境に追い込まれて公的資金を得て立ちあがったケースである.いずれもボトムアップではなく,経営トップの決断によるものだ.<br> 顧客本位かどうかを見分けるポイントは取引先企業の事業再生の取り組みであるが,二極化する地域金融機関から「顧客本位の金融機関」を選ぶのは地域顧客である.<br>
収録刊行物
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- 産学連携学
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産学連携学 14 (1), 1_9-1_13, 2018
特定非営利活動法人 産学連携学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205230858624
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- NII論文ID
- 130006730936
- 40021461024
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- NII書誌ID
- AA12027699
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- ISSN
- 18818706
- 13496913
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- NDL書誌ID
- 028819050
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可