書誌事項
- タイトル別名
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- Demonize or Patientize? : Reasons in Favor of the Death Penalty or Life Confinement(<Featured articles>Rethinking Concepts of Justice and Fairness Through a Transdisciplinary Perspective in the Fields of Law and Psychology)
- 複線径路・等至性モデルからみる加害者の非人間化プロセス--「Demonize」と「Patientize」
- フクセン ケイロ トウ シ セイ モデル カラ ミル カガイシャ ノ ヒニンゲンカ プロセス Demonize ト Patientize
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説明
本稿では、人々が凶悪犯罪に対面しながらも公正世界信念(Belief in a Just World)を維持するために有効な加害者の「非人間化方略」として、「悪魔化」と「患者化」の2つを挙げ、それぞれにおける思考プロセスの可視化を目指した。先行研究の結果から、加害者の非人間化が生じる凶悪事例(EVIL)とそうでない事例(BAD)について、参加者によって記述された判決文(死刑/無期)を、複線径路・等至性モデル(Trajectory Equifinality Model: TEM)を援用してまとめた。その結果、凶悪事例の加害者は両判決文において「一般的でない精神構造」を持つ者と仮定され、そこから派生した加害者の特性ラベリング(悪魔/患者)は、両判決の理由として機能していた。本稿の結果は、凶悪事例の加害者に対する死刑/無期判決を合理化・正当化する際、どちらを前提とした場合でも、人々が公正世界信念を維持できる知識構造を有していることを示すものである。
収録刊行物
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- 法と心理
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法と心理 11 (1), 40-46, 2011
法と心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205231525248
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- NII論文ID
- 110009687850
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- NII書誌ID
- AA11607809
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- ISSN
- 24241148
- 13468669
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- NDL書誌ID
- 11275107
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可