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- 荒川 歩
- 武蔵野美術大学造形学部
書誌事項
- タイトル別名
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- An exploratory of the effect of timing of presentation of the basis for judging on the saiban-in deliberation and confident after a week
- ハンダン キジュン ノ ズレ ノ カイショウ カテイ ト ヒョウギ ゴ ノ カクシンド ノ ヘンカ 、 オヨビ キジュン テイジ ノ タイミング ガ ヒョウケツ ニ アタエル エイキョウ ノ タンサクテキ ケンキュウ
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抄録
裁判官と裁判員では判断基準が異なる場合があり、裁判員裁判の場面では、裁判官の説明が、裁判員の判断基準に影響すると考えられる。しかしずれの解消を行う裁判官の説示のタイミングの効果、およびその他の場面で起こる判断基準のずれの解消プロセス、それが評議後に与える効果については明らかではない。そこで、これらについて検討するために、48人の学部学生および大学院生が、4人一組で模擬裁判官(法科大学院卒業生)とともに評議を行った。その結果、ずれの解消過程において、(1)判断基準の齟齬の調整、(2)判断基準の厳しさの調整、(3)判断の合理性についての吟味、という3種の方略がみられた。1週間後に確信度について再調査を行ったところ、7分の1の参加者では事件についての確信度が低下している傾向が認められた。他方、ずれ解消の契機となる基準提示を行うタイミングの効果は認められなかった。このことは、一定程度の時間をかけると、判断スキーマの偏りの影響力は弱まり、評議という場の中での意見が再構成される傾向が強くなることを示すと考えられる。
収録刊行物
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- 法と心理
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法と心理 13 (1), 104-111, 2013
法と心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205231586944
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- NII論文ID
- 110010010252
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- NII書誌ID
- AA11607809
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- ISSN
- 24241148
- 13468669
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- NDL書誌ID
- 024953899
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可