リハビリテーションに対する意欲の向上を目指して

書誌事項

タイトル別名
  • Improvement of Rehabilitation by Foot Care
  • ~フットケアを取り入れて~

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説明

回復期リハビリテーション病棟では日常生活そのものがリハビリである。そこで患者が受ける身体的、精神的ストレスを調査する為のアンケートを実施した。アンケートの結果、「足の疲れが残る」、「眠りが浅い」等の意見が多く、リハビリ後のアフターケアの必要性を認識した。そこで癒しによるストレス軽減を期待し、フットケアを実施した。対象者は、歩行訓練を主としており、補助具を使用し、意思の疎通が図れる女性患者5名を選定。内2名は不眠で眠剤を服用中である。結果として、ケアを受けた全員が不快感を訴える事なく、倦怠感、疲労感の緩和を感じ、就寝に至るまで保温性の高さを得ることができた。眠剤服用中であった患者は自然に眠りにつくことができ、眠剤を手放すことができた。気持ちの安らぎによって、患者のQOL及びモチベーションアップにも働きかける効果があると再認識した。

収録刊行物

  • 昭和病院雑誌

    昭和病院雑誌 4 (1), 007-010, 2007

    医療法人茜会 昭和病院

被引用文献 (1)*注記

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