師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成

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タイトル別名
  • Quantitative Study of Manual Training Teacher License for Japanese Normal Schools from 1895 to 1940
  • シハン ガッコウ シュコウカ キョウイン ノ ヨウセイ ニ オケル チョクセツ ヨウセイ ト カンセツ ヨウセイ

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説明

戦前我が国の師範学校手工科教員の養成は、東京高等師範学校、東京美術学校および第二臨時教員養成所での直接養成と、試験検定、無試験検定の三方式で行われていた。直接養成の卒業生は合計858名でその内東京高等師範学校卒業生が248名、東京美術学校卒業生が587名、第二臨時教員養成所卒業生が23名であった。また、試験検定合格者が387名、無試験検定合格者が209名であった。これらは、戦前の師範学校手工科教員の養成にとって東京高等師範学校および東京美術学校が果たした量的役割が小さくなかったことを示唆していると考えられる。

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