Daikenchuto raises plasma levels of motilin in cancer patients with morphine-induced constipation
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- Satoh Yuhki
- Department of Pharmacy, Oita University Hospital
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- Itoh Hiroki
- Department of Pharmacy, Oita University Hospital
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- Takeyama Masaharu
- Department of Pharmacy, Oita University Hospital
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抄録
大建中湯は消化器疾患の治療に使用され, 近年ではその効果における作用機序の一つとして, 消化管ペプチドの変化が関連していることが報告されている。 著者らはモルヒネ誘発性の消化管運動障害 (便秘) を有する7名の患者において, 大建中湯投与が消化器症状と消化管ペプチド [motilin, calcitonin gene-related peptide (CGRP), vasoactive intestinal polypeptide (VIP), somatostatin, and substance P] の血中濃度に与える影響を検討した。 血液は大建中湯投与前と投与開始後 1, 3, そして 7 日目に採取し, 高感度酵素免疫測定法により各種ペプチド様免疫活性物質 (IS) の血中濃度を測定した。 その結果, 大建中湯はモルヒネ誘因性便秘患者 7 名中 4 名に有効であった。 そして有効症例における無効例に比較して、 motilin の血中濃度は大建中湯の反復投与後、 健常人のレベルまで増加していた。 大建中湯のモルヒネ誘発性の便秘に対する効果には, 血中の motilin 濃度の変化が関連していることが示唆された。
収録刊行物
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- Journal of Traditional Medicines
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Journal of Traditional Medicines 27 (3), 115-121, 2010
和漢医薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205233247232
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- NII論文ID
- 130004942363
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- NII書誌ID
- AA12035198
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- ISSN
- 18813747
- 18801447
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- NDL書誌ID
- 10763003
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可