TLP(全労働生産性)による中国の部門別生産性<sup>1)</sup> 上昇率の計測

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タイトル別名
  • An Estimation of Productivity Growth by sector in Chinese Economy through Total La bor Productivity
  • TLP(全労働生産性)による中国の部門別生産性上昇率の計測
  • TLP ゼン ロウドウ セイサンセイ ニ ヨル チュウゴク ノ ブモン ベツ セイサンセイ ジョウショウリツ ノ ケイソク

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抄録

生産性は一般に「産出量/生産要素投入量」として測定されるが,生産要素は労働,固定設備,原材料等複数の要素から成る.生産要素が複数であることを考慮した総合的生産性の代表的な指標は現在においてはTFP(Total Factor Pro ductivity,全要素生産性)である.しかしわれわれは,TFP同様に生産要素が複数であることを考慮したもう1つの総合的生産性指標であるTLP(Total Labor Produc tivity,全労働生産性)という指標で,1987-1992年と1992- 1997年の2期に関して中国産業別生産性上昇率を計測し,TFPによる計測結果と比較する.われわれはTLPにはTFPとは違った長所があると考えているからである.そしてこの期に関して中国の生産性は確かに上昇しているということを主張する.

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