書誌事項
- タイトル別名
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- Significance of Measuring Serum Carbohydrate Antigen 19-9 (CA 19-9) in Opportunistic Screening
- ニンイガタケンシン ニ オケル CA19-9 ソクテイ ノ イギ ニ ツイテ
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抄録
目的:当院では2010年度より人間ドックでCA19-9の測定を開始したが,今回は任意型健診におけるCA19-9測定の意義について報告する.<br>対象と方法:2010年度の当院人間ドック受診者は15,773例であった.全例にCA19-9測定と腹部超音波検査が施行され,CA19-9が異常値を呈した症例においては,必要に応じて各種画像検査を施行し,経過観察は3ヵ月毎とした.<br>結果:2010年度のCA19-9異常例は308例(2.0%)で,その90%は100 U/mL以下に分布した.当院外来で2次健診受診例は243例(78.9%)であった.検出された悪性腫瘍は10例(4.1%)で,内訳は膵がん4例,胆管細胞癌1例,肺がん2例,直腸がん1例,卵巣がん1例,腎がん1例であった.膵がんの内訳は体部がん2例,尾部がん2例であった(1.6%).悪性腫瘍例でのCA19-9は3ヵ月の経過観察期間にほぼ倍増する傾向にあった.子宮内膜症と診断された4例では200~700 U/m Lの範囲を乱高下した.その他の異常例は原因不明であったが,ほぼ横ばいに推移した.またCA19-9異常が発見の契機になった5例の悪性腫瘍(膵がん3例)において治癒切除が可能であった.<br>考察:健診へのCA19-9の導入により治癒切除が可能な膵がんが発見できた.3ヵ月毎のCA19-9の推移は良悪性の区別に有用である可能性がある.
収録刊行物
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- 人間ドック(Ningen Dock)
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人間ドック(Ningen Dock) 29 (4), 610-615, 2014
公益社団法人 日本人間ドック学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205234498432
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- NII論文ID
- 130005063936
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- NII書誌ID
- AA12055286
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- ISSN
- 21865027
- 18801021
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- NDL書誌ID
- 026001220
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可