強震記録に基づくPC斜張橋の減衰特性

  • 川島 一彦
    東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻
  • 荻本 英典
    東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻
  • 渡邊 学歩
    東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻
  • 西 弘明
    土木研究所寒地土木研究所 寒地構造チーム

書誌事項

タイトル別名
  • DAMPING CHARACTERISTICS OF A PC CABLE-STAYED BRIDGE BASED ON MEASURED STRONG MOTION RECORDS

抄録

斜張橋の耐震設計や耐震性評価に際しては,減衰定数の把握が極めて重要である.一般に斜張橋の減衰定数は強制振動実験等から求められるが,この方法では振動振幅が小さく,これから得られる減衰定数は極めて小さいことが知られている.ここでは,2003年十勝沖地震により十勝大橋で観測された強震記録の解析により,PC斜張橋の減衰定数を検討した.この結果,強震記録から求められる減衰定数は強制振動実験から得られた減衰定数よりもはるかに大きいこと,減衰定数には振動モード依存性と時間依存性があることが明らかとなった.

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参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205254706944
  • NII論文ID
    130004467184
  • DOI
    10.2208/jsceja.65.426
  • ISSN
    18806023
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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