大規模地下発電所空洞の時間依存性変形挙動に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • LONG-TERM MEASUREMENTS AND ESTIMATION OF TIME-DEPENDENT DEFORMATION OF LARGE SCALE UNDERGROUND CAVERN

抄録

大規模地下発電所空洞の維持管理を合理的に実施するため,既設地下発電所空洞を対象に掘削中並びに掘削完了後の変形挙動をもとに,大規模空洞の時間依存性変形挙動の特徴を分析するとともに,時間依存性変形挙動の予測が可能な解析手法の検討を行った.本研究では,レオロジーモデルの一つである非線形粘弾性モデル(コンプライアンス可変型モデル)に関して,初期コンプライアンス,破壊接近度,時間依存性パラメータ等の設定方法について提案した.提案した手法の適用性を検討するため,地下発電所空洞に対する解析結果と,掘削時から掘削完了後約10年間にわたる実測挙動との比較検証を実施した.さらに,地下発電所空洞に対して掘削完了後30年までの岩盤変位の予測解析を行い,その長期安定性を評価した.

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205255433344
  • NII論文ID
    130004468642
  • DOI
    10.2208/jscejf.63.309
  • ISSN
    18806074
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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