書誌事項
- タイトル別名
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- Boundary condition of static analysis using two-dimensional Finite Element Method
- -エネルギー伝達境界の静的解析への応用-
- - Application of energy transmitting boundary to static analysis -
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説明
従来,地盤工学において,自重解析を含む静的解析には有限要素法(FEM)が用いられ,その境界条件には鉛直ローラー境界などが一般的に使用されてきた。モデル上の境界条件の設定位置は,解析の精度に大きく影響するにもかかわらず,解析を行う技術者の経験と知識に大きく依存している。本研究では,動的解析と同様に,不規則領域(FEM部)と,その側方から遠方に水平成層地盤(自由地盤)が無限に続くモデルを設定し,境界条件には,動的解析において境界条件に使用されてきたエネルギー伝達境界を用いる手法を提案する。解析結果から,解析振動数がゼロの状態で求めたエネルギー伝達境界の使用により,境界の設定位置による影響をなくすことが可能であると認められた。
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 12 (3), 363-374, 2017
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205257870848
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- NII論文ID
- 130006108849
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可