キャピラリーバリアの限界長に及ぼす砂層の乾燥密度の影響

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タイトル別名
  • Effect of compaction density of sand layer on diversion capacity of capillary barrier

抄録

キャピラリーバリア(以下,CBと記す)は,廃棄物最終処分場の閉鎖時や鉱さいたい積場等の覆土として,浸出水を抑制するための降雨浸透制御技術の1つとして利用されている。しかし,CBの施工事例は少なく,現状では設計・施工法について十分に明らかにされているとは言えない。特に,CBの限界長に及ぼす砂層の乾燥密度ρd(締固め度Dc)の影響については,実施工時の乾燥密度のバラツキも想定されることから,事前にその影響度を定量的に把握しておくことが重要である。本論文では,CBを構成する砂層の乾燥密度が飽和透水係数ksおよび水分特性曲線(空気侵入値haと水侵入値hw)に及ぼす影響について室内試験結果を基に明らかにした。加えて,砂層の乾燥密度をパラメータにしたCBの大型土槽実験を行い,乾燥密度がCBの限界長に及ぼす影響について明らかにした。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205258222720
  • NII論文ID
    130004944098
  • DOI
    10.3208/jgs.9.591
  • ISSN
    18806341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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