書誌事項
- タイトル別名
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- Groundwater contamination by organoarsenic compounds in Kamisu City, Ibaraki Prefecture
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説明
本稿では,2003年3月に茨城県神栖市で発生した有機ヒ素化合物による地下水汚染の実態について報告する。汚染物質となった有機ヒ素化合物はジフェニルアルシン酸である。汚染地域で実施した野外調査では,ジフェニルアルシン酸は主に帯水層深部から検出された。しかし,汚染の発端となった飲用井戸の南東90m付近の人工的に埋め戻された浅層地盤からは,ジフェニルアルシン酸を高濃度に含むコンクリート様の塊が発見され,これが汚染源と推察された。また,地下水の汚染は汚染源から約3km離れた下流地区まで拡がっていることが確認された。
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 5 (1), 147-157, 2010
公益社団法人 地盤工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205258690816
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- NII論文ID
- 130004482801
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可