書誌事項
- タイトル別名
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- Construction of Deep Seawater Intake Pipe in Suruga Bay
- スルガワン カイヨウ シンソウスイ ノ シュスイカン ノ フセツ
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説明
駿河湾は, 水深2, 500m越える深海部を有し, 水質の異なる多層の水塊 (4タイプ5層) からなる海洋構造を持っている.本工事は焼津港地先から黒潮系と亜寒帯系の2種類の海洋深層水及び表層水を各々2, 000t/日取水する取水管の敷設を行うもので, 複数種類の海洋深層水を取水する施設は全国で初めてであり, また, 深度687m及び管長7, 273mも国内で最深かっ最長となっている.それぞれの海水の特色や異なった生物の生態を同一地点で研究可能となっている.水深600m以深で, 平面的に折れ点のある施工は我が国で初めてであったが, 制御に必要な要素を把握し十分な事前検討を実施し, 無事線形制御に成功した.ここでは, 深層水取水管の構造形式及びその敷設方法にっいて述べる.
収録刊行物
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- 海洋深層水研究
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海洋深層水研究 2 (1), 87-93, 2001
海洋深層水利用学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205275623040
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- NII論文ID
- 130005450583
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- NII書誌ID
- AA11858274
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- ISSN
- 1884958X
- 13458477
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- NDL書誌ID
- 5877974
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可