光触針式輪郭測定センサの楕円照射化による異常値補正効果

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タイトル別名
  • Outlier Compensation Effect of an Optical Profiling Sensor by Elliptical Spot Irradiation
  • ヒカリショクシンシキ リンカク ソクテイ センサ ノ ダエン ショウシャカ ニ ヨル イジョウチ ホセイ コウカ

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抄録

従来の光触針式輪郭測定において, 予期しない突発なピークノイズや高周波ノイズなどの異常値が生じる. この主な原因はスペックル誤差である. 既報において, スペックル誤差補正ユニットをもつ光触針式センサーを提案し良好な結果を得た. しかしながら開発したこのセンサーにおいても, 0.1 μmRa以下の表面粗さの小さな領域では異常値が残存する. 本研究では, 開発したセンサーのスポット形状を円形から楕円形にすることにより, スペックルサイズを縮小し, スペックル誤差の影響の緩和を試みた. その結果, 0.1 μmRa以下の凹凸を持つ試料においても, 触針式粗さ計と同等の測定結果が得られた.

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