書誌事項
- タイトル別名
-
- Examination of the clinical effectiveness of transcutaneous carbon dioxide partial pressure measurement in patients with respiratory disease
- コキュウキ シッカン カンジャ ニ オケル ケイヒテキ タンサンガス ブンアツ ソクテイ ソウチ ノ ユウヨウセイ ノ ケントウ
この論文をさがす
抄録
動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)を知るためには動脈血採血を行わなくてはならない.動脈血採血は疼痛を伴い,神経損傷のリスクもあることから比較的侵襲的な検査であり,頻回にはできない.そのため,耳朶に端子を挟むだけの非侵襲的方法で経皮的炭酸ガス分圧(PtcCO2)測定が可能な装置(TOSCA 500TM)を用い,各種肺疾患患者でPtcCO2を計測し,PaCO2と比較した.その結果,PtcCO2とPaCO2は各種肺疾患で良好な相関関係が得られた.装置の保守管理の煩雑さや経費,検査にかかる費用の点での問題はあるが,PtcCO2測定装置は低侵襲性連続換気情報モニターとして臨床的に有用である.
収録刊行物
-
- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
-
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 22 (1), 120-124, 2012
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205280905472
-
- NII論文ID
- 130005147811
-
- NII書誌ID
- AA1219409X
-
- ISSN
- 21894760
- 18817319
-
- NDL書誌ID
- 023987141
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可