非侵襲的陽圧換気療法導入後6年目に装着拒否した事例のコンプライアンスと影響要因
書誌事項
- タイトル別名
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- Factors affecting the compliance of therapy in a case with Noninvasive Positive Pressure Ventilation
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説明
<p>非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)長期使用の生命予後やQOL改善の報告はあるが,副作用以外のコンプライアンスの影響要因に関する報告は稀少である.NPPV導入後コンプライアンス良好な事例が,6年目の機種変更後に装着拒否した事例について,診療録から装着拒否に影響した要因を検討した.本事例は機種変更時,違和感を自覚しつつも肯定的言動を示しコンプライアンスも良好であったが,副作用頻度は増加していた.退院後,突然コンプライアンスが低下するとともにNPPVに対する否定的言動を認めた.本事例では,NPPVへの認識の変化と副作用頻度の増加がNPPV継続のコンプライアンスに影響した要因の一つであると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 16 (2), 345-348, 2006
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205281637120
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- NII論文ID
- 130006899538
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- ISSN
- 21894760
- 18817319
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可